雄物川河川敷のススキの危機

雄物川河川敷のススキが激減していることにある日気づいた。

それを初めて見たのは15年前。
家から離れた地域センターに行った時の事。
窓から遠くの草原を眺めていると先端が黄緑のきれいな草がある個所に群生していた。
センターの人に聞いても何の名前かわからないし、そもそも今まで気づかなかったという。

それからしばらくたって数年前から。
どこでも目にするようになってきたころ、今までススキの生えていた雄物川河川敷にそれが群生していた。

もしやススキを駆逐している?と疑問に思い調べてみたところ、「セイタカアワダチソウ」という日本の侵略的外来種ワースト100 に掲載されている維管束植物 であった。
セイタカアワダチソウはアレロパシー効果(化学物質を分泌する事で他種の生育を抑制阻害する)があるため、やはりススキが生育できなくなっているらしい。

今後の展開を観察していこうと思う。

 
まだ無事なススキの群生

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