『特殊清掃』解説・養老孟子

秋田市立図書館・明徳館に電子書籍サービスが登場してしばらくたった。
開始当初、知念実希人の新作でも読めるのかとちょっとだけ期待しながら検索してみたが、当時はまだまだ借りられる本が少なく目につくのは絵本がメインで私の希望する本もほとんどなかった。
ま、そうだね、と半ば納得しながらリアル本を図書館で再び漁っていたのだが、昨晩眠気覚ましにふと思い出して再検索。
かなり冊数が増えてますね。
相変わらず知念実希人の新作はなかったけど人気順?で検索してみたらこの本が目についた。作者は特掃隊長、解説はなんと養老孟子先生。
眠気も吹っ飛び一気読みしてしまいました。
過酷なお仕事を日々こなしている筆者にも頭が下がりましたが、なぜ死体が気持ち悪いといわれるのか、身内の遺体は死体と呼ばない、その原因を養老先生が解説してくださっています。
さっきまで自分に付属していた髪の毛、その他汚物もいったん自分から離れたとたん「気持ち悪い」ものとして扱われる、人は自分から離れたそれを排除したがる、だから死体も生きていないから排除したくなる、という理由だそうです。
きれいなお風呂、きれいな洗面台、きれいなトイレ。いずれにおいても自分から出たものがまだ残っていたらNG。
もう少し深く考えてみたいけど、なんとなく複雑な心境を引きずりながら今日も仕事をはじめます。

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